チゴハヤブサの親子が住宅地に移動しました。

チゴハヤブサは優れた環境適合能力があるようです。人間の作った人工物を巧みに使い子育てをします。ハヤブサも同じような能力を持っていますが、ハヤブサは断崖に住んでいる事が多いので人間に対しての警戒心はチゴハヤブサと比べ物にならない位、強い個体もいます。近年都会で暮らすハヤブサも知られるようになりました。ニューヨークの町の中に8番程のハヤブサが都会に集るドバトをエサに生息しています。ハヤブサにしてみればマンハッタンの高層ビル群は海岸線の断崖と変わらないのかもしれません。人に対してほとんど警戒心のないチゴハヤブサはその生活環境にも大きく影響されていると考えられます。
この日は朝から公園の照明灯から住宅地の電柱の上に場所を変えていました。

場所を変えたのはおそらくエサとなるトンボの居場所が、住宅地の方に移動したのだと思います。

親鳥は早い時では2分くらいでトンボを捕まえてヒナ鳥のところに戻って来ます。

メスの親鳥はヒナ鳥にトンボを渡して忙しそうに飛び出して行きました。住宅地の撮影は近所の住人の方の許可をとって撮影しました。

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