早くも姿を見せました、シマエナガです。

今年もシマエナガが里の森に降りて来ました。シマエナガを見かけるのは雪が降ってからの厳寒期のイメージがありますが、10月の末頃から渡り鳥に混じって移動して来ます。昨年は絵鞆岬の先端でシマエナガを観察しました。シマエナガは冬の間は同じ場所に留まる事無く移動しながらエサを求めるので、シマエナガに出会えるのは運もあります。冬の初めは高い木の梢に留り、下の方には降りてこないのですが、2月の末頃から徐々に下の方に降りて来て愛らしい姿を見せてくれます。雪の降る前の森の中ではカケスやヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウガラなどが冬に備えて懸命に生きています。

偶然シマエナガが3羽木の梢に留りました。かなり高いところで下の方には降りて来ませんでした。

この森を縄張りにしているカケスで、2羽います。

カケスのオスとメスは同色で大きさも同じ位なので見分けが難しいです。落ち葉の下に落ちている栗の実を探しています。このカケスはメスに見えるんですが、あくまでも勘です。

小さな目のヒガラです。カラ類の中では警戒心の少ない鳥です。

ヤマガラも賢い鳥で学習能力もあります。

ゴジュウガラはカラ類に属しますが、木を突つく姿はどう見てもゲラ類ですね。発達したくちばしとからだを支える尾羽はゲラ類の特長を持っています。

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